PwCネットワークのStrategy&における海外での活躍機会は、大きく分けて以下の3つがあります。
私たちの仕事では、世界中のスタッフもお互いに対等で、また、オープンなやりとりが日常的になされています。例えば、私たちはある事例についての知見を得るために他のオフィスのプロフェッショナルに連絡することがよくありますが、即座に、惜しみない情報提供がなされることがしばしばです。その理由はおそらく、”Happy to Help Others”の精神を持つスタッフが多く、「そのプロジェクトに最適の答えを出すにはどうしたらよいか」ということに対して、自分の問題であるかどうかに関わらずこだわるスタッフが多いためではないかと私たちは考えています。重要なことはどのようなバリューを出せるかであって、その際、オフィスや国の違いが障壁になることはありません。
海外オフィスとの混成プロジェクトチームを作るとき、あるいは海外オフィスへの出向をするときも同様です。海外で働くスタッフは、皆「お客様」ではなく「現地オフィスのスタッフ」として働きます。海外勤務のダイナミズムを味わうためには、現地チームの一員としてバリューを出すことが何よりも重要です。言語面、カルチャーギャップなどの厳しさに向き合うこともありますが、それらを乗り越え、世界のどこでも同じバリューを出せるスタッフの育成を、私たちはこれからも支援していきたいと考えています。
これまでに東京オフィスが関わった海外での仕事を一部紹介いたします。
Strategy&パートナーとして、東京オフィスで消費財・小売チームをリードした後、ロンドンオフィスへ出向。4年弱、在欧日系クライアントおよび現地クライアントを支援し、英国JBNのリーダーシップチームを務めたのち東京オフィスに復職。
事業会社から転職し、東京オフィスに参画。ディレクターにプロモーションし3年勤務後、マレーシアのクアラルンプールオフィスに出向。2年勤務の後、東京オフィスに復職。
米系戦略ファームを経て東京オフィスに入社。MBA卒業後にバンコクオフィスへ2度出向。計4年の勤務を経て、現在東京オフィスに復職。
事業会社から転職し、東京オフィスに参画。
アソシエイトからディレクターまでを東京オフィスで歩んだ後、米国のデトロイトのオフィスに出向。
新卒で東京オフィスに入社。3年半の勤務の後にフィンランドのヘルシンキオフィスに出向。
企業の買収を検討している日系企業の支援で、2週間程度東南アジアに滞在。対象企業のマネジメントへのインタビュー、市場調査をもとに、対象企業の事業計画を精査した。PwCの現地オフィスのメンバーと日々議論しながらプロジェクトを進め、デスクトップ調査では想像もつかないような市場ニーズ、業界構造等を生の声から理解することができ、クライアントからも非常に高く評価され、別案件の獲得にもつながった。
日系大手企業の本社・米国拠点間における製品開発プロセス改善の支援で、PwC・クライアント双方で日米混成のプロジェクトチームを組成。クライアントおよび競合企業のオペレーション体制に関するインタビューを通じて根本課題を特定し、グローバルの観点から全体最適に繋がる改善策の提案を行った。PwCのメンバーやクライアントと日々英語で議論を交わし、PwCの有するグローバルネットワークを最大限活用した結果、大規模なビジネス変革を実現でき、クライアントからも非常に高い評価を頂いた。