佐藤 絵理

Manager

佐藤 絵理 の経歴

慶應義塾大学理工学部卒業、同大学院理工学研究科修士課程修了。
ミュンヘン工科大学大学院応用物理学専攻ダブルディグリー。

気が付いたら新卒で当社に入社してから8年も経っていました。これだけ長く在籍できたのは、数カ月単位で変化するプロジェクトや、求められる役割が速いスピードで変化することで常に知的好奇心が満たされることと、社内外でリスペクトできる人に囲まれて日々を過ごせる面白さに依ると思います。 知的好奇心が満たされるのは戦略コンサルタントであれば誰もが感じる部分かと思いますので、今回は「人」にフォーカスして当社の文化をお伝えできればと思います。

当社には多様なメンバーが在籍しています。新卒入社メンバーにしても、当社を志望した理由は人それぞれですし、中途入社の方も前職の業界、職種は多岐にわたっています。こうした多様なバックグラウンドを持つ個々人には共通の行動指針が示されているものの、活躍の仕方はさまざま。色々な“とがり方”を認め合う風土がある一方で、「コンサルタントたる者、こういう人物像が正解」という、ある種の押しつけがましさが無いのが、この会社の最も好きな部分の1つです。互いの考え方をリスペストし、相手の話を傾聴する。これをシニアから若手まで徹底しているのが、居心地の良さをつくる要素の1つだと思っています。

多様で柔軟な考え方は、プロジェクトの進め方にも浸透しています。シニアメンバーがリードする形で仮説に基づいて議論を進めはするのですが、その仮説を押し付けられることはありません。チームメンバーで議論しながら、仮説をハイスピードで進化させていく。その進化の起点となるのが若手メンバーということも多々ありますし、シニアメンバーもそれを大いに期待しているところがあります。入社して間もない頃はそれをプレッシャーに感じることもありました。しかし、シニアを含めチーム内外のメンバーがその都度フォローしてくれるため「自分のことを皆が認めてくれている」と感じることができ、心理的安全性を保ちながらチャレンジし、成長できたと思います。

1つの仮説や正解を“押し付けない”のは、クライアントに対しても同様です。仮説を基にクライアントをグッとけん引するというアプローチを取ることもありますが、同時にクライアントの抱える悩みや、その立場を深く理解し、寄り添いながら最善策を模索します。社内では“一緒に袖まくりをする”“伴走する”というワードがよく用いられますが、私たちのプロジェクトスタイルをよく表していると思います。驕ることなく、相手をリスペクトする文化があるからこそですし、こうした経験を通してクライアントから得られる感謝の言葉は、誇張でもなく、人生の糧となっています。

ときに泥臭い業務があったり、プレッシャーを感じたりすることもありますが、このような環境で仕事をすることに魅力を感じていただける方がいらっしゃれば、ぜひご一緒したいです。